【群馬県吾妻郡中之条町】四万温泉 もりまた旅館|全5部屋、激アツの予約状況と激アツの源泉かけ流し温泉

温泉宿宿泊レポート
車で走っているとこれは分からない
車で走っているとこれは分からない
車で走っているとこれは分からない
玄関がオシャレ
玄関がオシャレ
フロントもオシャレ
フロントもオシャレ
露天風呂の使用状況の札。これ大事!
露天風呂の使用状況の札。これ大事!
基本セット。ポットはあるが、冷蔵庫がないのはちょっと残念。
基本セット。ポットはあるが、冷蔵庫がないのはちょっと残念。
布団は自分で敷きます。
布団は自分で敷きます。
浴衣とサンダルでは、躊躇するような露天風呂への道のり
浴衣とサンダルでは、躊躇するような露天風呂への道のり
四万温泉 もりまた旅館の写真
貸切露天風呂(激アツ)
貸切露天風呂(激アツ)
すぐそばに激流
すぐそばに激流
帰り道もなかなかのもの
帰り道もなかなかのもの
夕食。部屋食になります。
夕食。部屋食になります。
朝食。部屋食になります。食器を片付ける際に、コーヒーを頂きました。
朝食。部屋食になります。食器を片付ける際に、コーヒーを頂きました。
なんだと・・・
なんだと・・・
宿泊
LOG
体験記
1泊2日 宿泊レポート
♨️ 四万温泉 もりまた旅館

ナビが「到着しました」と言ったのに、旅館が見つからなかった話
♨️ 施設基本情報
施設名
四万温泉 もりまた旅館
住所
群馬県吾妻郡中之条町四万3849-1
TEL
0279-64-2226
公式サイト
morimata.com
客室数
全5室(2021年1月リニューアルオープン)
泉質
ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉(含石膏弱食塩泉)
お湯
源泉100%かけ流し/無色透明/肌あたり優しくしっとりなめらか
浴室
貸切露天風呂(川沿い・要鍵施錠)、内湯(男女別)
料金目安
2食付き 約8,800円〜(時期・プランにより変動)
食事
部屋食(御膳スタイル)
予約
じゃらんnet(楽天トラベルでの予約は不可)
Wi-Fi
あり(案内表示なし・フロントで確認を)

・ ・ ・

たどり着くまでの冒険——「到着しました」の嘘つき

ナビを頼りに進んでいくと、「目的地に到着しました」とナビが終了してしまった。しかし、それらしきものはどこにもない。

そのまま進んでいくと、立派なホテルが立ち並ぶ一角が現れた。スタッフっぽい人に聞いてみると、「通り過ぎていますよ」とのこと。Uターンして戻りながら探してみても、やっぱり見つからない。

途中にカフェっぽいお店を発見したので、その駐車場にクルマを停めて場所を尋ねようとしたところ——なんとそこがもりまた旅館の駐車場だった。その後、旅館に電話してようやくたどり着くことができた。

駐車場はわかりにくいので、事前に電話で確認しておくか、じゃらんのルート案内を使うのがおすすめ。

・ ・ ・

奇跡の1泊予約——2ヶ月で空きは1日だけだった

もりまた旅館は全5部屋のこじんまりとした旅館。2021年1月にリノベーションされ、外観やフロントは今風にすっきりと生まれ変わっている。

5部屋しかないため、予約はほとんど埋まっている。楽天トラベルでは予約を受け付けていないにもかかわらず、この人気ぶり。

じゃらんのサイトをなんとなく眺めていたら、自分の休みの日にたまたま1部屋だけ空きがあるのを発見。前後1ヶ月、合計2ヶ月間で空いていたのはその1日だけ。「これはもう運命でしょ!」と、即予約した。

・ ・ ・

チェックイン——注意事項3選と口頭説明に垣間見える人柄

旅館に入ると、先にチェックインしていた別のお客さんへの説明の真っ最中だった。やけに時間がかかるな、と思いながら待っていると、ようやく自分の番が来て——その理由がすぐにわかった。

注意事項が多いのだ。

チェックイン時の注意事項3選
① クーラーを付けっぱなしにしない!
建物のすぐ下が川なので、朝方はとんでもなく冷える。クーラーを付けたまま眠ると、冗談ではなく風邪をひくそうだ。

② 露天風呂使用中はフロントの札を変えて、ドアを必ず施錠!
露天風呂へ行くには、いったん建物を出て「一般人が通ってはいけない雰囲気」の急な階段を降りていく。使用中の札を忘れると、苦労して降りた意味がなくなる。また、女性が入浴中に鍵をしていないと予期せぬトラブルに発展するリスクも。

③ 露天風呂は明るい時間帯のみ使用すること!
露天風呂は四万川に面しているため、野生動物が姿を見せることがある。ウサギや鹿ならまだしも、クマが出ることも。「クマっぽい黒い影を見たらすぐ逃げるように」とのお言葉。夜は暗闇で動物を視認できない上、あの急な階段の危険度も爆上がりする。

紙に書いて渡すこともできるはずなのに、わざわざ一組ずつ口頭で丁寧に説明するご主人の姿勢に、宿の人柄が感じられた。

Wi-Fiは「ある」のだが、廊下にも部屋にも情報が貼られていない。女将さんに聞けばあっさり教えてもらえた。たまに不安定になることもあったが、概ね問題なく使えた。

・ ・ ・

露天風呂・内湯レポート——貸切露天と廃墟ビューの内湯

この日は5月だというのに30℃超えの真夏日。汗もかいたので早速風呂へ。フロントを確認すると、露天風呂が空いている。ラッキー!

チェックイン時に「熱かったら水で調節してください」と言われていたが、まずはそのままで足を入れてみると——とんでもなく熱い。迷わず水を投入した。貸切で水で薄めていいというのは、温泉好きにはなかなかうれしい条件だ。

内湯は、先客の方がしっかり水を入れてくれていたおかげで適温。そして、窓から見えるのは——廃墟ビュー。

廃墟を眺めながらお湯を楽しむという、なかなかシュールな体験だった。無色透明ながら、なかなかの効き具合で良い感じ。

もりまた旅館のお風呂ポイント
・露天風呂は貸切・フロントで空き確認→使用中の札を必ず切り替え
・源泉が激熱のため、水で薄めてOK(公認)
・内湯(男湯)は窓から廃墟ビュー
・露天風呂は明るい時間帯のみ使用のこと(クマ注意)

・ ・ ・

食事・川の音——湯治宿らしい夜

食事は部屋に御膳を持ってきてくれる、湯治宿スタイル。食べ終わったら部屋の外に出しておくと片付けてくれる。余計な気遣いが要らない、このシンプルさが旅の空気に合っていた。

建物が四万川沿いに建っているため、川の音が常に聞こえる。それも「ゴゴーー」というかなりの音量で。最初はエアコンの音かと思ったが、川の流れの音だった。

静かさを求めてくると少し面食らうかもしれない。しかしこれもまた、渓谷の宿らしい自然な演出とも言える。

・ ・ ・

1泊2日のタイムライン

①
到着ナビに翻弄されつつ、偶然駐車場を発見。旅館に電話してたどり着く。

②
チェックイン注意事項の口頭説明をしっかり受ける。クーラー・露天鍵・クマの3点を胸に刻む。

③
露天風呂1回激熱→水を投入して調節。貸切の川沿い露天を独り占め。

④
内湯3回廃墟ビューを満喫しながら、良質な源泉を堪能。

⑤
夕食部屋に御膳が届く湯治宿スタイル。川音をBGMに。

⑥
翌朝男湯がモーター故障で使用禁止に。女湯を使用——廃墟ビューはなし。

・ ・ ・

翌朝のサプライズ——男湯がモーター故障で使用禁止に

翌朝、早起きして内湯へ向かうと張り紙が。

「モーター故障のため男湯使用禁止。女湯をご使用ください。」
……痴漢問題はどこへ行ったんだ。

女湯からは露天風呂と同じ景色が広がっており、残念ながら廃墟ビューはなし。2021年にリノベーションしたとはいえ、歴史のある建物だけに故障は絶えないようだ。隣の廃墟みたいにならないよう、これからも頑張ってほしい。

・ ・ ・

総評——奇跡の1日を逃さなくてよかった

たどり着くまでのハードル、2ヶ月で1日しか空かない予約難、チェックイン時のクマ情報、翌朝の突然の男湯故障——何かと濃い体験の連続だったが、それも含めてこの宿の個性だと思う。

貸切露天風呂で源泉かけ流しを独り占めし、廃墟を眺めながら内湯につかり、川音を子守唄に眠る。こういう宿に泊まれると、旅に来た甲斐があったと感じる。

  • 全5室・貸切露天風呂が源泉かけ流しで独り占め
  • じゃらんで空きを見つけたら即予約が正解
  • ご主人の口頭説明に人柄が滲み出ている
  • 内湯の廃墟ビューはここだけの唯一無二の体験

#四万温泉
#もりまた旅館
#群馬温泉
#温泉宿
#源泉かけ流し
#貸切露天風呂
#湯治宿
#宿泊レポート
#中之条町
#1人旅

コメント