【参加レポート】複眼経済塾|門外不出セミナーに潜入してみた

セミナー
ここで確認。ピースボート世界一周もちょっと気になる。
開始時間にぎりぎりセーフ
机もあって、落ち着いた雰囲気
本日の戦利品?本日の配布資料。

⚠️ ご注意(免責事項)

本記事は、筆者が個人的にセミナーへ参加した体験・感想をもとに書いたものです。特定の投資スクールへの加入を推奨・勧誘するものではありません。

記事の内容は情報提供を目的としており、投資上の助言・指導ではありません。投資にかかる最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

「エミン・ユルマズ氏が以前在籍していた」——その一点だけが頭に残っていた複眼経済塾。門外不出と銘打たれたセミナーが有楽町の国際フォーラムで開かれると知り、参加してみました。
到着してみれば、四季報100冊超読破の塾長と、マクロ分析の達人に囲まれた濃密な90分。結論から言えば——知恵熱が出ました

📋 セミナー概要
セミナー名 複眼経済塾 門外不出セミナー
開催日 2026年5月9日(土)
会場 国際フォーラム ガラス棟会議室 G502(有楽町駅近)
時間 10:00〜11:30(90分)
登壇者 渡部氏(塾長)、瀧澤氏(塾頭)
参加人数 40名強(目測)

有楽町線の洗礼と、奇跡の滑り込み

国際フォーラムといえば有楽町。私にとってここは、用事のたびに必ず立ち寄る交通会館のある場所でもあります。いろいろな地方アンテナショップがいくつもあるあの施設、お土産探しに手軽で最高なんです。

……などと浮かれていたら、この日は有楽町線が人身事故で大幅遅延。市ヶ谷駅でしばらく停車という不運に見舞われました。

ただ、止まったのが市ヶ谷だったのは不幸中の幸い。乗り換えを重ねて、なんとかぴったりの時間に会場へ滑り込むことができました。九段下や麹町で止まっていたら、なすすべなく大幅遅刻になっていたところです。

会議室に入ると、すでに40名弱が着席済み。私の到着後にも5〜6人が遅れて入ってきましたが、おそらく有楽町線遅延の被害者でしょう。お疲れさまです、仲間よ。


複眼経済塾とは何者か——瀧澤塾頭による概要説明

入場すると、塾長の渡部氏と塾頭の瀧澤氏から名刺をいただきました。塾長が最高位で、その下が塾頭という序列のようです。

まず瀧澤塾頭から、複眼経済塾の全体像と在籍講師の紹介がありました。

複眼経済塾 メイン講義の構成

月例会 A:会社四季報の解説を中心としたファンダメンタル分析
月例会 B:新聞・経済指標を中心とした時事解説
その他:各種講義・イベント・交流の場

「門外不出」という物々しい名称のとおり、複眼経済塾のことを外から知ろうとしても情報は意外と少ない。このセミナーは、そんな塾の実態を体験できる入門的な位置づけだったようです。

💡 エミン・ユルマズ氏はかつて複眼経済塾の塾頭を務めており、現在は退任。現在の塾頭は瀧澤氏です。

四季報100冊超読破の男——渡部塾長の四季報解説

続いて登壇したのが塾長の渡部氏。四季報を100冊以上読破してきた方で、毎号の読了後に俯瞰と気づきをまとめ、テーマ・銘柄・コメントを精査していくというスタイルとのこと。

「他の人が四季報をどう読むか」を間近で見られる機会はなかなかないので、これだけで来た甲斐がありました。

四季報解説のチェックポイント(渡部塾長)

見出しランキング:各号の頻出見出しから市場のムードを読み取る
業績集計表:売上高・営業利益・経常利益・純利益を市場ごとに分析
旬なキーワード:今号で注目すべきテーマ・ワードを抽出

これはエミンさんの講演でも度々登場するフレームワーク。その基盤がまさにここにあったのかと、妙な感慨がありました。


2026年第2集の総評——次はフィジカルAIと日本のモノづくり

最新号「2026年第2集」の総評として、渡部塾長が現在のトレンドをこう整理していました。

知覚AI → 生成AI → AIエージェントと進化してきた流れの、次の段階がフィジカルAIです。ソフトウェア中心の進化から、いよいよハードウェアが主役になっていく。
— 渡部塾長(要旨)

フィジカルAIが普及するには、センサー・モーター・減速装置といった精密部品が欠かせません。そう聞くと、俄然日本の製造業が視野に入ってきます。長らくソフトウェア一強の時代が続いたぶん、モノづくりに強い日本企業への再評価はこれから本格化するかもしれない——そんな想像が頭をよぎりました。

🔩 フィジカルAI(Physical AI):ロボット・自動機械など、物理空間でAIが動作するシステム。センサーや精密モーターなどのハードウェアが必要となるため、精密部品メーカーへの注目度が高まっています。

時事解説——新聞記事で「世界の流れ」を時系列で読む

時事解説パートでは、日々の新聞記事からキーワードを拾い、時系列で並べることで世界の流れを読み取るというメソッドが紹介されました。

その分析によれば、テスラ・アマゾン・Metaなどのビッグテック各社は、本業への投資よりもAIへの投資を急速に拡大しているとのこと。AI覇権争いは今後ますます激化するだろうという見立てでした。

複眼経済塾のアプローチ(筆者の理解)

新聞・経済指標・会社四季報の三点セットを横断的に読み込み、マクロ的な世界経済の流れを把握する。その俯瞰の上に個別銘柄分析を乗せていくスタイル。


四季報は「競馬新聞」に似ている——という気づき

セミナーを聴いているうちに、ふと既視感を覚えました。

競馬新聞の読み方に似ているのです。

紙面いっぱいに記された出走馬の成績・健康状態・調教師のコメント。それを読み解いて買い馬を絞り込む。さらにパドックで馬体を確かめてから、最終的な判断を下す。

一方、四季報や日経新聞を読み込んで、世界の流れや企業業績・注目キーワードから銘柄を絞り込む。絞り込んだ後は、チャート(テクニカル)を見て最終的な売買判断をする。

構造が、とても似ています。

情報を体系的に読み込んで候補を絞り、最後は「現場の感覚」で判断する——競馬も株式投資も、本質的なプロセスはそう変わらないのかもしれない。
— 筆者の感想

四季報や日経新聞に精通した達人が在籍する複眼経済塾は、ファンダメンタル・マクロ分析を深めるには非常に有効な場だと思います。さまざまな講師の話や人脈も広がりそうで、魅力は確かに感じました。


ただ——まだ自分には早い気がした

しかし、90分間の濃密な内容を消化しながら会場を出たとき、正直に思ったことがあります。

「これは、もう少し先のステージの話だ」

富裕層を目指して悪戦苦闘している今の自分には、まだ複眼経済塾に見合う素養がないような気がする。知恵熱に似た疲労感を感じながら、参加を断念することにしました。

📌 筆者の個人的な結論

複眼経済塾は、ファンダメンタル・マクロ分析を本格的に学びたい方に向けた本格派の経済塾だと感じました。今の自分には「いつかここに見合う素敵な大人になりたい」と思わせる場所——今日のところはそう胸に刻んで、有楽町をあとにしました。

帰り道は、すぐそばの交通会館でアンテナショップをはしご。地方のお土産をいくつか買って、心のバランスを取り戻して帰宅しました。

有楽町線遅延も、知恵熱も、アンテナショップ散策も——それはそれで、いい休日でした。


📝 再掲:免責事項

本記事は筆者の個人的な体験・感想に基づくものであり、特定の投資スクールや金融商品への投資を推奨するものではありません。

投資にかかる判断はすべてご自身の責任でお願いします。

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