【山梨県甲斐市】竜王ラドン温泉|吸う温泉という謎を解明

温泉
立派な建物
ラドン製造機
ツインルーム。一人でも割増無し
USBありがたいです。
インバウンドの名残り発見
受賞歴たくさん
食堂は限定的な営業です
吸う温泉
宿泊 LOG 体験記
1泊2日 宿泊レポート
♨️ 竜王ラドン温泉
ラドン吸入・オゾン・飲泉……これはもう「魔湯」だ(個人の感想です)
♨️ 施設基本情報
施設名 竜王ラドン温泉
温泉の特徴 ラドン温泉・オゾン・飲泉・持ち帰り可
浴室設備 温泉浴槽・水風呂・ラドン吸入室(サウナなし)
部屋タイプ ツインベッドルーム or 和室(シングル不可・1人利用の割増なし)
食事 食堂は限定営業。徒歩5分圏内にガスト・山岡家・吉野家・すき家など
飲泉・持帰 可。1升あたり500円

チェックイン——ロビーで謎の機械と目が合う

チェックインを済ませて振り返ると、ロビーに見たことのない機械が鎮座していた。スタッフに聞いてみると、どうやらこれが「オゾン製造機」らしい。可動音がゴウンゴウンと鳴り響いていて、存在感がすさまじい。

「あ、これがあの機械か」と思う間もなく圧倒された。見た目も音も完全に主役の貫禄。
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お風呂——ケロヨン桶と、謎の「ラドン吸入室」

まずはひとっ風呂。洗い場の桶はケロヨンで統一されていて、シャンプーは安定の業務用リンスインシャンプー。このあたりは昭和の大衆温泉の王道スタイルだ。

浴室ラインナップ サウナはないが、水風呂はある。そして温めの温泉浴槽と——謎めいた名前の【ラドン吸入室】

ロビーのオゾン製造機で生成されたラドンとオゾンが、配管を通ってラドン吸入室へ送り込まれる仕組みらしい。浴槽の底からブクブクと噴き出し、室内にラドンガスが充満している。

ドカンカンと噴き出す感じ、とでも言えばいいか。ラドンもオゾンも透明無臭なので視覚化はできないのだが、確かに何かが空気中に漂っている感覚はある。知らずに入れば「ただの浴槽」に見えるかもしれない。

「吸う温泉」という概念がここで初めて腑に落ちた。入浴しながら同時に吸入もしている、という二刀流。
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ラドン吸入室、実際に入ってみた

温泉で体を温めてからラドン吸入室へ。温泉に浸かりながら充満するガスを浴びていると、サウナとはまた違う「謎の発汗作用」が起きてくる。

10分も入っていると結構な限界感。水風呂の存在理由が、ここで初めて解明された。

これを2〜3セット繰り返すと、フラフラとした疲労感と強烈な眠気に襲われる。これがいわゆる「好転反応」らしい。サウナの整い感とも違う、独特のぐったり感だ。

ラドン吸入室のポイント ・ガスは透明無臭——見えないが確かに作用している
・10分を目安に水風呂へ。セットを繰り返すのがおすすめ
・23時以降は照明が常夜灯のみに。22時過ぎが最も混雑する
・早朝4時頃は製造機が停止しており、ガスは薄め

早朝4時のラドン吸入室——謎のダンジョン感

早朝4時頃に入ってみると、浴室もラドン吸入室も照明を落としていて薄暗い。レンガ造りの壁が暗がりの中で陰影を生み出し、なんとも言えない「ダンジョン感」が漂っていた。ただ、ラドンオゾン製造機の稼働が止まっているらしく、ガスの感じはほぼ消えている。体験するならやはり夜が正解。

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部屋と食事——1人でも割増なし、飯には困らない

部屋について

シングルルームはなく、ツインベッドルームか和室のみ。ただ、1人利用での割増料金はないのが本当にありがたい。1人旅にも優しい宿だ。

以前はインバウンド客の割合が半数ほどだったそうだが、今回は外国人宿泊客はほぼ見当たらず。落ち着いて温泉を楽しめた。

食事について

食堂は限られた日しか開いていないが、徒歩5分圏内にガスト・ステーキガスト・山岡家・吉野家・すき家が揃っているので食事には困らない。むしろ選択肢が多くて迷う。

飲泉・持ち帰り

温泉は飲泉も持ち帰りも可能。料金は1升(約1.8リットル)で500円。

いつの時代の500円なんだろう、と思った。おそらくペットボトルが普及する前の値段設定のまま据え置かれているのでは。一升瓶を抱えて帰る人の姿を想像すると、妙に時代を感じる。
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1泊2日のタイムライン

チェックイン後ロビーでオゾン製造機と対面。すぐひとっ風呂。
夕食前ラドン温泉を堪能。2〜3セットでフラフラに。
夕食後・寝る前再びラドン温泉へ。22時過ぎは宿泊客が集中して混雑。
早朝4時暗いダンジョン状態の浴室を探検。ガスは薄め。
朝7時清掃前の最後の一風呂。その後部屋でダラダラしてチェックアウト。
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総評——これは秘湯ではなく「魔湯」だ(個人の感想です)

若干の胡散臭さも含めて、昭和感満載の「昭和体験型テーマパーク」のような宿だった。ロストテクノロジーで生み出されたとしか思えないラドン・オゾン発生機という聖遺物(個人の感想です)を、この竜王ラドン温泉がいつまでも残し伝えていってほしい。

変に疑ったりせず、素直に信じて温泉につかる——それがここの正しい楽しみ方だと思う。

  • 1人旅にも優しい(割増料金なし)
  • サウナなし・ラドン吸入室ありという独自路線
  • 食堂は限定営業だが、周辺の飲食店が充実
  • 好転反応でぐっすり眠れる(体感)
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